今月のお題『キューブリック19歳。私19歳。』

ご無沙汰しております、市場です。

ブログを始めたときからずーっと使っているこちら、はてなさんが、新システムに移行する(?)とのことで、そういうことに疎いあたくし、のんびりしていたら、いつの間にか更新できなくなっておりました💦

慌ててインポートし、密かにリニューアルしてこうしてまた始めております(^-^;

と、いうことで、更新遅くなってしまってごめんなさい!

シアターキューブリック今月のメルマガ連動お題は「キューブリック19歳。私19歳。」です!



シアターキューブリックはお陰様で、今月27日、19歳のお誕生日を迎えます。
そこで、メンバーそれぞれの19歳当時の思い出をつづってみようとなりました♪


19歳のわたしは、
漠然と、ジブリの声優をやりたくて、
声優学科のある専門学校に通っていました。


今でも、作品のエンドロールで名前をお見かけするような、プロのベテラン声優さんからレッスンを受けていたのですが、もちろん、真面目に受けていたのですが、当時のわたしにはその有り難みがちっとも、ちぃ〜っともわかっていなかった…、嗚呼、なんて贅沢な時間だったのだろう…今、思い返せば返すほど、反省することばかりです…。

専門学校といったら授業もあんまりなくて、遊んでいるイメージがあるかもしれませんが、
課題、課題、自主練、バイト、課題、と、
本当にパンクする程、忙しかった記憶しかありません。
夏休みだったか、とある俳優の先生から、5千円以上の上質なお芝居を観て、その感想をレポート提出しなさい、という課題が出されました。
まだ、どこをどんな風に観たらいいのか、どう向き合ったらいいのかも当時のわたしにはチンプンカンプンで…、わたしがなりたいのは声優なのに…なんて思いながら、自分の好みかどうか面白さも価値もわからないまま、お芝居を観に行ったことがあります。
他には、自分で機材をセッティングして声のデモやCMを作ったり。
ダンスに日舞に、PCに、企画書の書き方に、一人芝居に、次から次へと初めてのこと苦手なものと格闘していた、そんな日々でした。

入学してすぐに仲良くなった子が、休み明けに来なくなって、いつのまにか辞めてしまったとき、なんというか、ショックだったなぁ。
決して安くはない入学金に授業料なのに、え、そんな早く捨てちゃう⁈え、もう諦めちゃうほど、わたしたちの好きって簡単なものだったの⁈って…
学校だけど義務じゃない、けど、仲間にもライバルにもなれなかった、なんだろう…って。


他人と比べては一喜一憂。凹む日々。
どの選択肢が正しいの?
小さな世界で、自分で勝手に傷ついていた、19歳はそんな歳でした。


とまぁ、ネガティブむんむんな感じでここまできちゃいましたが、
皆さんご存知の通り、わたしは声優になっていませんが、それはそれで、失敗というわけでもなくて。
高校を卒業してあの歳であの学校に行ったから出会えた人々、仲間、
知識は今でもわたしの大切な財産です。
自分を知って、お芝居を知って、
繋がって繋がって、19歳のわたしの選択の積み重ねが、のちに、すでに産声をあげていたシアターキューブリックと繋がりました。


19歳は、誰も彼も新しい世界に飛び込む、激動の歳ではないかな。
子供だけど子供じゃない。大人だけど大人じゃない。そんなアンバランスを楽しめる歳。
19歳のシアターキューブリックはさぁ、どんなかな(o^^o)