通し稽古がありました


おおお!もう25日なのですね。
時が経つのは本当に早いぃぃ。
今日の午後には最後の通し稽古を迎えています。


いろいろ有り過ぎて、とにかく夢中に走り抜け、
今までできなかったこと、してこなかったことにチャレンジすることも多くなって。
この2ヶ月、わたしの中にあるものは
人とたくさんお会いできたなぁと。自分からお声をかけて、お願いしたり、お話したり、たくさん外に出かけて行って、自分以外の世界を知る旅になって。
この一歩って、出すまでは本当に恐いのだけれど、
出さないと見られない景色が必ずあるんですよね。


大人になっても、なんだか人付き合いが苦手な私は、会話の最前線にはいられないのです。
物心ついた時から、ずっとそう。
こうしたら、相手がこう思うかもしれない。つまらないと思われているかもしれない。
迷惑かもしれない。不安。不安。不安。こう言ったらこう返ってくるかな。だとしたらこう言えばいい?でもそうしたらきっとこうなる・・・。
自分妄想に自分自身でやられちまって、グロッキー。

あんまり、自分の言葉で自分の感情をダイレクトに伝えるという機会がなくなりました。
自信ないし、それでもしれっと生きていけるから。
人前でお芝居をする人間なのに?と思われるかもしれません。
「だから」、お芝居をしているのではないかと、わたしは思います。
お芝居=ウソ ということではなくって。
お芝居=ほんとう というところに行き着きたくて。
自分の目の前に立つ相手を知るには、自分を知らなければ始まらないのです。
自分を知る、という作業はこれまたけっこうキツいことだったりするのですが、
知ると、受け入れることができるようになりました。
嫌いな自分というものはそりゃあります。
そこもひっくるめて、おぅおぅと愛してあげられるように、ようやく、なってきました。
自分の心を使って、自分の「ほんとう」を出さないと、「ウソ」にならない難しさ。

「人の目を見てしゃべろう」というのは、一番シンプルで、実はけっこう難しいこと。
自分も相手も、バレちゃうもの。
そうなんだけれど、それでもやっぱり、行き着きたいと思うのね、人間。


すみだの商店街に通い始めてもう10ヶ月。
この10ヶ月は私の財産です。
自分の言葉で話すという勇気をくれた商店街。
世界を変える、一歩を踏み出させてくれた下町人情。



今回の物語も、
すみだを愛し、商店街を愛する人たちの、友情、葛藤の物語。
「変化」することを恐れるのではなく、「変化」とどう生きて行くか、そんなお話。

夜中のテンションでだァ−!っと書きましたが、
こんなまじめ〜な感じではなく、そこは笑えてちょっぴり泣けちゃう(?)人情芝居になっておりますのでご安心を♪(笑)

『Fire and Fight,SUMIDAAA!』
もうすぐ開幕です!!



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