おしゃべり。

『〜SUMIDAAA!』まち歩き企画でお宅訪問させていただいてから可愛がっていただいていますキラキラ近所の梅原さんのお家に遊びに行ってきました(*^^*)


辛口に物事を斬り込む、粋な梅原さんがわたしは大好きで、商店街でお会いするたびについつい長話をしちゃうのです^^
今日も撮影前に偶然お会いして、お家に招待していただきました♪



「素人の人が揚げたんだよ。売り物より美味しいでしょう。」と言って出してくださったお煎餅
カリカリで本当に美味しくて♪
某高級お煎餅と食べ比べをしながらw、ご近所付き合いのお話や、商店街の昔話、伝統工芸のお話、たくさんたくさんしてくださいました。



おしゃべりをしながらお買い物ができる環境がどんどん失われてしまっていること、昔ながらの味が消えゆくこと、活気のあるないのお話や、今ある技術を動けるうちに伝えるんだ、近所って今でもこんな付き合いがあるのよ、と、ちょっと寂しさが混じった笑顔で、べらんめぇ口調でおしゃべり。


赤ちゃんの頃から知っている人たちが成長して立派に巣立っていった喜びや、まだ若いのにという方がどんどん先に逝ってしまう悲しさ、全部ここで見届けているからこその粗くて優しい言葉たちが包み込んでくれて、お話をしているといつも、ちょっと泣きそうになってしまいます。


そして、子供の頃、わたしもこんなことあったなぁって思い出させてくれます。
うちの地元の商店街はもうシャッター通りになってしまいましたが、わたしがまだ物心つくかつかないか頃は、母に手をひかれ、活気のあるお魚屋さん、お肉やさん、製麺やさん、お豆腐やさん、八百屋さん、駄菓子屋さん、
専門店のお兄さんお姉さんお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、そしてご近所の皆さんに見守られながら暮らしていたなぁって。
夕方の匂いやお店から聴こえてくる音が楽しかったなぁって。
優しいだけじゃなくて、悪いことをしたら、ちゃんと叱ってくれた。
怖いことがあったら守ってくれた。
わたしはそれが本当にありがたかったから、だから、このすみだに来て、やっぱり守りたいと思うのです。


帰りがけに、できたてほやほやのちらし寿司をタッパーに詰めてご馳走してくださりました。
お返しする楽しみと喜びがまたできました^^
わたしも伝えていける人になりたいな。