招待券をいただいて、東京国立近代美術館で開催中の、平山郁夫さんの企画展に行って参りました☆
日本を代表する偉大な画家であり、広島の被爆者である平山さん。
お恥ずかしながらわたしは初めて彼の作品に触れたのですが、度肝を抜かされました。
こんな感覚、初めてで…
彼の絵は温度があって、動いていて、おしゃべりするのです。
わたしの頭がおかしくなったわけじゃなく、いや、ホントに。
ほんっとにビックリしましたよ。
面白過ぎて終始半笑いで巡回してしまいましたよ。
人っ子一人いないお城もおしゃべりするし、森もおしゃべりするし、異国のおじさんもおしゃべりしているんです。
雪山のてっぺんは、風は冷たいのにすごく暖かいの。
観音様の後ろにいる小さな仏像達はコソコソ話してますよ。
人なんて、はっきり描いていなくたって、一つの人格が浮かび上がってくるし、この瞬間も生き続けていて…絵の具の重ね塗りや木彫りが理由なんかじゃなく、彼の作品はとても立体的でフレームじゃ収まりきらない感情が溢れ続けているんです。
そして真っ赤に燃える炎の海は…抱えきれないほどの想いで、言葉なんて無力でした。
今までわたしが観て感動した絵って…ちゃんとわたしは見てたのかなって
本当に素敵な企画展なので、お時間ありましたら是非是非!!皆さんもおしゃべりする絵と対話してみてください(o^-^o)