「わたしの友達、乙女座と獅子座と射手座が多いの。」
「恐ろしいほどに射手座が多いの」
「ずきゅんずきゅんどきゅーん!」
隣の席から聞こえてくる会話
下北の
とあるファミレスの
たまたま席が隣になった
とある女子たちの会話
(p_q)!!!
「ドラゴンボールの玉が七つなんて知らないよ〜」
とか、聞くつもりはないんだけど、内容が内容だけに、耳にガツガツ入ってきて心を掻き乱してゆくのです。
一人でいると、まわりの音って敏感になりますよね。
他人が聞いたらホントにくだらないことも、当の本人達にとってはかけがえのないやりとりだったり、
上司と部下の仕事に対する関わり方、指南だったり、
お母さんの目を引くために一生懸命発せられた信号だったり、
自慢だけの寂しい矢印だったり…
いろいろ。
そんないろいろな中、どうしても耳に残ってしまうのが、“ウチ”ってことば。
お家じゃなくて、自分のことをそう呼ぶ子が急に増えた気がする。
ウチって方言なのかと思ったらそうでもないみたいで(方言ももちろんあります。けどそれとは違う質なので)わたしにとっては、なんか、凄い違和感なのです。わたしは“わたし”って響きが好きだなぁ…。
昔の人の美意識、精神…響きって偶然ではないのかも…。
守るべきもの、ここにありです。