今日はちょっと特別な日だった。
16年ぶりに家族そろってご飯を食べました。
…16年ってすごいね、思えば。
何てったって最後の記憶は7歳のお正月ですからね(x_x;)
家族四人が顔を合わせることなんて本当に稀で、合わせたら先ずケンカ。外出するなんて有り得なかったです。
小さいわたしの隣にいるのは父か母かどちらか一方でした。
いろんな事情で別居となり、実は現在もそんな感じです。
わたしは家族がそろうのが大嫌いでした。
声を殺して泣くことを覚えました。
自分で生きていかなきゃいけないことを悟りました。
他人の顔色を伺うようになりました。
そして自分に価値をつけたくなりました。
大人になりたくなかった
けど早く大人になりたかった。
子どもは無力だったから。受け入れるしか道がなかったから。
幸せな人を羨ましいと思う気持ちは今もちょっとあるけれど、
今を形成した、歩いてきた自分に誇りをもちたい、最近はそう思う。
大きくなって、こうして向き合ってみて、
兄もだんだん落ち着いてきて、父と会話をするようになり、
父も兄と向き合うようになった。
母も気持ちを出すようになった。
家族で会話ができるようになりました。
いつの間にか小さくなった背中を見るのは、泣きそうなくらい切なかったけど…。
やっと愛せそうです。
家族の顔をまじまじ見ました。こんな顔をしていたんだね…。
ご飯を食べて、また別々のお家に帰りましたが、いつかまた一緒に暮らせる日が来るといいな。
残りの人生、幸せに暮らしてほしいな。そう思いました。
家族みたいなキューブリック
わたしはみんなに出逢えたことにも感謝します。
どうもありがとう。
本当は最近、壁に負けそうで、辞めることも考えていました…。
わたしの夢の『存在すること』
また追ってみようと思います。
まずは…臆病者と闘わないとね。