稽古帰りの電車の中です

雨に溶けちゃいそうな今晩。
いつものように、地下鉄にガタガタ揺られ帰っています。


小説を読んだり、配られてからは台本を読んだり、音楽を聴いたり、向かいのあの人を悟られないように観察してみたり、ぼー…としたり、電車の中でもやることはいっぱいです。



人が疎らに座っていて、向かいの真っ暗な窓に自分の姿が映る…聴いていた音楽が遠くなり、電車の音が大きくなる…この空間が好き。
今まさにそう。


どこまでも揺られていきたくなります。
人が旅に出たいと思う感情は、成長する前兆の第一歩なのだろうか…。


降りたくないなぁ。