糸。

お腹の底の底がぐつぐつする。


どんなに痛くても、倒れても、立ち向かう。
それは楽しいこと。

自分が頑張る姿を見て喜んでくれる人がいる。

その日嫌なことがあったかもしれない。
でも自分も頑張ろうって

思ってくれる人がいる。思ってくれる人がいるかもしれない。


だから立ち続ける。


すべてはその一瞬の為に。


わたしたちがやることは
その日そのとき
その一瞬の為
そう、ただその一瞬でしかないのだ。


ある元プロレスラーさんから聞いたお話。



誰かから聞くお話。
わたしもしたことのあるお話。
当たり前のように思っていたこと。
でもそれはとんでもないこと。
それはただのつもりで、わたしの傲慢でしかない。

わたしに向けられたそのやさしい言葉。
言葉がやさしいのではない。
その人から満ち溢れている言葉だからやさしいと感じ取れるもの。


それを受けたら、泣くつもりなんてなかったのに、涙がでてきた。



言葉の響きは一つではない。
その人の人生すべてで成り立つ。


簡単ではいけない。



一瞬


一瞬の重み、
どれだけ無視してきたことか。
でも、重みを、昨日よりココロで感じられた今日。

今日の一瞬
その一瞬を、
どれだけ多くできるか
大きくできるか


目をそらさないこと。