今月のお題『あうるすぽっとの陣まであと10日!』



毎月9日配信キューブリックのきゅ〜め〜る♪
今月のお題は、
「あうるすぽっとの陣まであと10日!」。
 
 
『七人みさき』公演まであと10日ちょっと。
今月のお題はストレートに、劇団メンバーの今を語りまっする!
 
 
 
初演、再演、再再演と出演してきた『誰ガタメノ剣』が『七人みさき』としていよいよ完結するんですよね。
 
 
当時、名前すら知らなかった長宗我部元親さんと、こんなにも長いお付き合いになるとは、夢にも思いませんでした。
緑川さんと、劇団メンバーと、小さな畳の部屋で初めて聴いたオープニングダンス曲。
ワクワクしたあの感覚は、今も鮮やかにわたしの心の中に残っています。
あんな小さな部屋から始まった物語が、再再演では悲願の高知公演を果たし、たくさんの皆さまの想いをいただき、今回、新作・完結として帰ってくることができました。
本当に有難いことです。
キャストも、ちょっとずつ入れ替わったりしていますが、その都度、素敵な化学反応が起こって、どれも刺激的でした。
今回も含めて、4回すべてに出演してくださる客演さん。劇団にとっても、この作品にとっても、なくてはならない大切な存在の彼彼女たちが集結してくれたことは、本当に奇跡みたい。
 
 
この記事を書いている最中も、がむしゃらに駆け抜けた日々が、ぶわっと蘇ってきました。
 
 
 
今回、完結のこの作品に、わたしはいません。
いないんだなぁ…。
 
 
 
歴史が苦手なわたしが、
どうにもこうにも向き合えなくて、
お芝居もう辞めたい!
と何回も思った、さんざん苦しめられた作品でもあるのですが、
いざ、離れてみると、とてもとても寂しい気持ちに襲われています。
自分でもびっくりするくらい、
あれ、なんでわたし、終わりを知らないんだろう。って。
終わりを見届けられないんだって。
 
 
 
これからスタジオ稽古にお邪魔させていただく予定はありますが、
育児の関係で恐らく通し稽古は見られないし、本番も下手したら見られないんじゃないかと思います。
益々あぁああ!!
 
 
 
お芝居とはとても儚いもので、そのときその瞬間を逃すと、一生観られないんですよね。
台本を1Pもまだ知りませんが、
この『七人みさき』も「儚い」という言葉が最高似合う作品なんじゃないかと思っています。
 
 
わたしのように観られなくて悔やまぬよう、
是非皆さん、劇場で終わりを見届けてくださいね^^
 
 
 
 
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四国の戦国武将・長宗我部元親を襲った悲劇を一大スペクタクルで描く
『七人みさき』
 作・演出 緑川憲仁
 
 
公演ページはこちら☆
 
 
2014年5月21日(水)〜25日(日)
劇場:あうるすぽっと (豊島区立舞台芸術交流センター)
 
 
 
天下人・織田信長豊臣秀吉らと覇を競い、
戦国の世にその名を轟かせた土佐の風雲児、長宗我部元親
四国全土を挙げての決戦に敗れ、秀吉に膝を屈したのち、
長宗我部家は若き後継者・信親のもと、新しい未来へと歩み出そうとしていた。
しかし、信親が壮絶な戦死を遂げ、愚人のように迷妄した元親は、
諫言する忠臣を自害に追い込み、その一族郎党を根絶やしに。
沈みゆく巨船のように傾き始めた長宗我部家を次々と襲う怪奇現象。
 天下取りという夢を失い、さらには後継ぎに先立たれ未来を失い、
すべてをなくした人間の、それで もほとばしる、生への情熱。
 
 
 
 稽古場日記は毎日更新中ですよ〜☆