帰ってきたキューピッドガールズ



わたしたちシアターキューブリックが舞台公演と並走して
ライフワークにしている活動、
地域密着型ヘンテコアラサーアイドルグループ「帰ってきたキューピッドガールズ」が、
この度、活動を存続させるべく、
クラウドファンディング制度をお借りしてご支援を募る運びとなりました。


ご紹介ページ
https://readyfor.jp/projects/Qupidgirls



現在、私は育休中ですが、
メンバーが毎週土日のどちらか、
わたしたちのホームグラウンドである東京都墨田区京島にあります
下町人情キラキラ橘商店街」内にて、ステージパフォーマンスを行っています。


今年の12月でこの活動も3年目。
地域の活性化や商店街の空き店舗対策として、演劇の力を用いて
何かできないかと、このプロジェクトは始まりました。


歌が上手いわけでも、喋りが得意なわけでも、
容姿がずば抜けて素敵なわけでもない我々。
当然、はじめは、いい歳して何やってんだ。と、
白い目で見られたりもしましたし、挨拶しても届かないこともありました。


わたしたち自身も、ただの偽善になってやしないか自問自答しながら、
やらされているのではなく、やりたいことを、
この地に根を張り、"楽しい"息の長い活動を目指して試行錯誤を繰り返してきました。
辞めるのは簡単だけれど、そのときは、すべてを出し切って燃え尽きたときにしよう。を
合言葉に、今日まできました。
活動1年目を過ぎた頃から、町なかでお声をかけていただけることが増え、
挨拶をする前に挨拶してくださる方や、近所の子どもたちがステージを楽しみに来てくれるようになり、
活動を続ける喜び、自信をいただき、一層、心の灯りに火がついたのを覚えています。


わたしは現在32歳。
まだ商店街が賑やかだった時代を生きてきた人間です。
衣食住、家族以外の人との関わり方を教わり、
悪いことをしたときには叱っていただき、
怖い思いをしたときには守ってもらいました。
新鮮なお魚、大きな塊のお肉、手打ちのうどん玉、季節の野菜果物、
洋品店、駄菓子屋に銭湯…これらがわたしの原風景です。
わたしが生まれ育った街の商店街は、平成に入った頃から廃れはじめ、
今はただのシャッター通りになっています。
故郷が消えてしまった…そんな寂しさです。


わたしたちの活動の地・すみだのキラキラ橘商店街は、
愛情人情に熱い店主さんたちが頑張っておられますが、それでも
年々シャッター店舗が増えています。


わたしたちにできることは微弱かもしれませんが、
人が元気になったら地域が元気になり、地域が元気になったら街が元気になり、
街が元気になったら日本中が元気になると信じています。
今日より明日、明日より明後日…未来が明るい時代になるように、
地域密着型のアラサーアイドルというコンテンツを用い、
わたしたちの演劇パワーを武器に、これからも活動を続けていきたいと考えております。
この活動にご賛同いただけましたら幸いです。


是非、わたしたちに会いに、商店街に遊びにいらしてくださいませ☆




                              (写真:山村厳)  
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