今月のお題『この際、お礼を言いたいこと』

毎月9日はシアターキューブリックのメルマガ「きゅ〜め〜る」の配信日!
決められたお題(テーマ)について、
シアターキューブリックメンバー全員が個人ブログでアツ〜く語る、お題ブログコーナーの企画があります♪

今月のお題は「この際、お礼を言いたいこと」。
配信日3月9日は「サンキュー」の日ですからね。
(更新一日遅れですみません!)



お礼を言いたい…

なんだか言えずじまいだった方は
小学校の5、6年の担任だった今川先生…かな。

新米だった先生が教師3年目に担当したのがわたしたちのクラスで、
当時は「学級崩壊」という言葉がまたちらほら聞こえだした年で、
うちのクラスもまぁ、そんな影がちらほら…おませな女子と悪ガキの集まりのような集団でした。
怒る先生の言葉が響かない。
というより、怒らせる為に行動していたような…みんなかまってちゃんだったのですね。

先生はときどき心が折れて、保健室で泣いている日もありました。


でも、みんなはきっと、少し歳の離れたお姉さんという感覚。
お姉さんと喧嘩して、それでも受け止めてもらいたくて、
それはそれで必死だったのかも、
と、今考えるとそう思います。


女子みんなで先生にお誕生日プレゼントを贈ったら、お礼に一人ひとりにお箸をプレゼントしてくれました。
とっても嬉しかったのを覚えています。


歳が近すぎて、こっ恥ずかしくてひとつにまとまれなかったクラス。
でも、みんななんだかんだ本当は先生が大好きだったクラス。

先生は中学生の頃にお母様を亡くされて、とても苦労をなさった方で、いつも必死に何かと闘っている方でした。
強くもあり弱くもある先生の背中。
ちょっと近寄り難い先生の背中。

早く楽になると良いな、と思っていました。


わたしの小学校は残念ながら廃校になり、もう集まれる場所がありません。
だから、この先ももう、あの頃の仲間とは会えなさそう。



風の便りで、先生がまだ同じ姓を名乗っていると知りました。
自分の為の幸せも、見つけてくれていると良いな。


先生、ありがとうございました。
わたしの憧れでした。