ゆく年来る年


おそばを食べ、「笑ってはいけない空港24時」を見て、今年も笑いながら年を越せそうです。


「進化」の年を目標に、今年一年駆け抜けてきました。



(写真:山村厳)

1月に行ったお芝居から、本当にアイドルグループとして活動が始まったり




2008年に初演を上演した『誰ガタメノ剣』が海を渡り、元親公の故郷・高知で公演が実現


私自身は8月に久しぶりに客演
裏庭巣箱さんで主演も務めさせて頂きました。



10月は関ケ原合戦祭りにお招きいただき『島津の疾風』を上演

怒濤の稽古日程〜本番まで、本当に駆け抜けた公演となりました。
初心を思い出す、わたしたちにとっても大切な時間になりました^^



締めはもちろん「帰ってきたキューピッドガールズ」ですね。


たくさんの方と出会い、ご協力をいただき、こうしてお芝居をすることができました。


3月の震災以来、日本は確実に変わり、
わたしも、まわりも、前とはやっぱり居所がどこか違う、そんな年となり

普通に過ごすということが、どれほど幸せなことか、考えさせられた1年でした。


今も玄関には、すぐ避難できるように、非常食などを詰めたバッグを準備してあるし、
電気を使うことにドキドキしたりします。
家族というものを改めて確認したし、大切な人に大切だと言いたいという気持ちが前より大きくなりました。
お芝居がどれだけの人に支えられ成り立つものなのかということも、
実際に行動に移す、ということの大切さも、勇気も、

わたしに何ができるのか、何ができたのか、お芝居で何を伝えることができたのか、
まだまだ理想とはほど遠く、歯痒さも残りましたが・・・
一つ覚悟が生まれた年でした。



まだ捨てたもんじゃない、人と人との「絆」
その輪を大切に、忘れずに、新しい年を迎えようと思います。

来年は明るいニュースが世間を騒がせますように・・・

良いお年を!